key materials for carbon neutrality
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ごあいさつ

2009年東北大学在職中、軟磁性材料分野で長年希求され、従来から両立が非常に難しいとされてきた高い磁束密度と優れた軟磁気特性を兼備した、新しいFe基ナノ結晶材料(FeSiBPCu)の開発に世界に先駆けて成功しました。さらに、本材料をコア材として用いることでモータ、トランスや磁性部品の大幅な高効率化、省エネ化や小型化が可能であることを実証しています。
大学研究レベルから社会実装への進化のための重要な課題は、低コストでの材料安定生産供給と種々の形状やサイズの部材において、研究室レベル以上の磁気特性を実現することです。発明から10年以上の歳月を経て、安価な原料を使い、多様な部材(巻きコア、板)においても、高価な高純度原料を用いた研究室レベル以上の優れた軟磁気特性が安定的に得られる新たな材料組成(M alloy)と、安定供給可能な材料の製造法およびナノ結晶化新規熱処理法の確立に至りました。
M alloyは広範な製品に用いられ、軟磁性材料において新たなイノベーションを起こしていくと期待しております。
株式会社 Makinoは特許でガードされたM alloyの販売、知財、技術供与を通して広範な応用製品への展開を図り、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

代表取締役牧野 彰宏

東北大学大学院工学研究科金属材料工学専攻、工学博士。
民間企業の研究開発部門、秋田県立大学システム科学技術部教授を経て、2005年に東北大学金属材料研究所教授就任。2012年付属新素材共同研究開発センター長、同年に復興庁東北発素材技術先導プロジェクト(超低損失磁心材料技術領域)研究代表を務めた。
東北大学名誉教授、河北文化賞、市村学術賞、21世紀発明賞、日本金属学会功績賞、文部科学大臣賞など受賞多数。

技術情報

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M alloyの特長

最高の高磁束密度と最高の軟磁気特性を兼備した革新的軟磁性材料

ナノ結晶軟磁性合金 M alloyは、これまで両立は困難とされていた高い磁束密度と優れた軟磁気特性、低い損失を有しており、現在の社会的課題である省エネの実現、温暖化ガス削減を可能とする材料です。
本材料を小型電子部品やモータ、トランスに適用するための最適な合金組成、ナノ結晶化熱処理技術等を確立し、製品開発と技術開発を行っています。

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お問い合わせ

〒989-3204 宮城県仙台市青葉区南吉成6丁目6−3
LABO・CITY仙台
TEL:022-343-6877
E-mail:info@akmakino.com

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